【ご相談内容】
大阪府、33歳、男性、デザイン業
【ご相談内容】
会社設立から4年目で、事業は軌道にのり黒字決算になってきたんですが、納税の度に大きなダメージを受け、しばらくしんどい状態になります。毎月の試算表は記帳代行の方よりいただいているんですが、決算の納税額は決算が終わるまで分かりません。決算書では利益がでているのにそこまで貯金があるわけでもなく、税金を納められないという状況でとても困っています。
【当事務所の対応】
①納税額予想報告
毎月の試算表の段階で、納税額の概算を報告するよう改善しました。
これにより、決算にならないと納税額が分からないということがないようになりました。
②節税対策
毎月の報告から納税額が見えてきたので、節税対策として役員退職金資金にもなる損金性の生命保険契約に加入いただきました。
これにより、納税額を減らしながら将来の退職金の準備ができるようになりました。
③資金対策
『利益が出ているが現金がない』という理由が、売掛金が過大になっていることが原因であることが分かったので、試算表の説明の段階で、社長と売掛金の減少対策について戦略を立てました。これにより、資金繰りが改善しました。