三月決算なかなか大変でした。
今月の良い言葉の前編です。
言葉の力より
保護者から「給食費を払ってるので、うちの子には、いただきますって、言わせないでください。」と、電話があった。
はっきり言って、驚きを隠せませんでした。
そこで、「ここは一つ、子どもたちと考えても良いですか?」と返し、今度の道徳を授業参観とした。
ちなみに小学二年生、ちょっと無謀かと思ったが、子どもたちを言じた。
参観授業当日。
急な授業参観でも、教室には何人もの保護者が来てくれた。
黒板には大きく、「いただきますってなんのため?」と書き、子どもに問いかけた。
子どもたちは元気よく手を挙げた。
「食べものを作ってくれた人にありがとうって言うため!」「命をもらってるから!」 「マナーだと思う」 「でも、お金払ってるから、もらってるんじゃなくて買ってるよ。」 最後の意見に、 教室が一瞬静かになった。
でも私はにっこり笑って、「とっても大事な考え方だね。 それじゃあ、みんなで一緒に、お金で買えないって何だと思う?」
子どもたちは、議論し始めた。
「育てる時間!」 「料理してくれる手間!」「お米を作るの、めっちゃたいへんっておじいちゃんが言ってた!」「あと、牛さんや豚さんのいのちも・・・」
次回に続く